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06月

黄瀬涼太

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黒子のバスケというアニメがあり、

ウインターカップという大会で高校バスケ部が全国大会で闘いあう

そんな現代のスポーツアニメ。

 

 

いやあ間違いなく子供向きの、とても50前の男が

喜んでみるようなアニメではないんだろうけどね、

 

 

 

5人の「キセキの世代」と言われるスタープレーヤーの中で、

気になったのは、黄瀬涼太という男だった。

 

 

 

この黄瀬は、

あらゆる技を、見ると一瞬でコピーしてしまうという特技があり、

この特技を生かし、チームを勝利に導く。

 

 

要するに、

完コピー能力が高い男というわけだ。

 

 

 

この完全 完コピパーフェクトそっくり男がさ、

どうやって負けるのか、気にならなかった?

 

 

 

 

負けるのはわかってるんだ、主人公じゃないし、

勝ち進むのは誠凛高校、当然黒子テツヤ主人公の高校だからさ、

 

 

 

 

いったい、どうやって負けるんだ?

負けるとすれば、どんな負け方をするのだ・・・

作者はこの男をどう敗北に導くのだ・・・?

 

 

 

 

気になるでしょ、どうしたって。

 

 

 

 

 

いや、バスケの話をするつもりは毛頭ないのだよ。←誰?

むろん音楽の話。

 

 

 

 

音楽において、

われわれの業界においては、さ、

完コピ能力が高いというのは、やっぱり音楽的センスが高いということだと思う。

そりゃあ、そんな簡単に、誰かが演奏したのを簡単にまねすることなどできない。

ぱっと聴いたものを、ぱっと演奏できるとすれば、それだけで音楽的センスも能力も相当高い。

 

 

 

 

音楽において天才と評せれる人は、まず間違いなくこの能力が高い人だ。

それはそれはうらやましい。

すごい。

スゲー!

っていうのはこういう人だ。

 

 

 

しかし、音楽ってのは、決してそれだけではない。

何か創りだすということは、決してまねばかりではないですよね。

誰かそっくりに演奏するということは、それそのものにも価値があるかもしれないが、

それだけが価値ではない、音楽家ならきっとみな、それを信じているはずだと・・・

はず、だと・・・

 

 

 

 

いや、だからさ、

スーパーコピー男、黄瀬涼太はいったいどうやって負けるんだろうか、と。

負けるんだろ、負けてくれよと、

複雑な思いで見たわけです、アニメを。

自分の可能性を、見出したかったんですよ、きっと。

 

 

 

 

まあ、結果は、その負けっぷりは、

どうでもいいってことよ。おしまい。

この素晴らしき世界


サッチモの大ヒット曲に

WHAT A WONDERFUL WORLD

この素晴らしき世界というのがあって

 

 

木々の緑、ばらは赤く

ご機嫌いかがはアイラブユーで

全く馬鹿みたいに世界をたたえ、世界は凄い、素晴らしいというだけの

曲なんだけど

 

 

 
遅くともあと30年もすれば、わたしは確実に、

長く長く、永遠に続くいつ終わるともない闇の中に放り込まれる。

 

 

確実だ。死とはそういうことだ。

 

 

 

閻魔大王だろうが、誰だろうが、

いてくれるなら、希望がもてる、しかし、

そこはただのやみだ、終わりを知らない、ただの闇だ。

暗黒の死の闇を思えば、此の世は光に照らされているだけで

たしかに幸せだ。

 

 

 

私は、すぐに消滅することを約束された、

光の世界に身を寄せている。

たまたま。

 

 

 

いい歌だな。